2012年4月8日日曜日

不二子は悪くない−新ルパンその5



第41話 かぐや姫の宝を探せ

モナコの海岸をドライブするルパンと不二子。なんか最初っから二人の顔がいびつにゆがんでる。はっきり言って絵が下手ってことなんだけど(ーー;)。
二人の前に現れた美女(名はかぐや、どうみても日本人には見えないのに^_^;)、声は藤田淑子さん。今週は一休さんと母上様がお揃いですね(笑)。藤田さんも増山さんも"セクシーな大人の女から子供まで演じる"ってところは同じですけど、子供の声を演じる時は藤田さんは男の子が多く、増山さんは女の子が多いってとこは違ってますよね。

かぐやから『ヒマラヤに住む雪男の涙』をとって来たら「この私をあげるわ」と言われ、すっかりその気のルパン。不二子が目の前にいるのにまったく(;_;)。

一方カジノで調子に乗りまくる次元。お宝を目の前にする� �性格変わること多いよね、この人(笑)。かぐやに賭けを挑まれても〜っと調子に乗り、そして見事に負け。はっずかし〜(‾_‾)。だいたい次元がカジノに行ってろくな目にあったことないはずなんだけど、懲りないお方(笑)。

かぐやが賭けに負けた次元に持ってくるよう命じたものは『地中海の人魚のウロコ』。その様子を窓から見ていた不二子さま。ルパン,次元とくれば「もしかしたら次は・・・」。

そう、もしかしなくても、かぐやの次のターゲットは五右エ門。五右エ門には色仕掛けは通用しないとみたか、「母を助けるために」との名目で『中国に住む生きた竜の肝臓』を五右エ門に要求。
かぐや、3人の性格を知り尽くしてらっしゃる。ファッションもそれぞれにあわせてお着替えしてるし。

それぞれウソの 言い訳をして出かけていく3人。なんで秘密にするわけ?なんでコソコソしてるわけ?なんかやましいことがあるのだな、要するに下心があるんだな、そういうことなんだなっ!まったく男ってやつは(笑)。

次「地中海の底にもぐって人魚のウロコを探さなくっちゃな」
あの〜探せばいるわけ?人魚って。どうやら次元は人魚の存在を信じてるみたいですね。おとぎ話を信じるメルヘンな男、次元大介(笑)。
ルパンも五右エ門も、それぞれ雪男・竜が「いるわけない」とは一度も言わない、信じてるようですね。やっぱ、男のロマンを追い求めてるからね〜(意味不明)。

絵に描いたような(絵だもん(笑))お城に住んでいるかぐや、王女らしい。これまた絵に描いたような魔女がいかに� ��な鍋で謎の液体を煮詰めている。

海に潜った次元の前にあっという間に人魚登場、ずいぶんあっさり見つかるもんだ。よく今まで人間に発見されなかったね。次元、目の前に人魚が現れても特に驚かないのは何故?人魚がいるのが当然って思ってるからだろーか。
かなり荒っぽく人魚を捕まえようとする次元。女性に対して次元らしくないなあ。下半身が魚だと女とは認めないのか?結局次元にとって女の価値は下半身なのか?(笑)それともこの人魚があまり美人じゃないから冷たいのか?
人魚の存在は信じるけど、人魚の人権は全く認めてないのか。無事(人魚的には災難だけど)人魚のウロコゲット。

いかにも竜っぽい竜(風船っぽい気もする(笑))の口から体内に入り込み(なぜか笑顔で疾走)、斬鉄剣で肝臓を切り取� ��五右エ門。結局竜は死亡(たぶん)。生き物、それもかなり稀少な動物をあっさり殺していいと思ってるの?ひょっとしたら世界に1匹しかいないかもしれないのに。

雪男をバットで殴り涙を流させるルパン。雪男かわいそうじゃん、何も悪いことしてないのにさ。
どうも3人の辞書に『動物愛護』なんて文字はないらしい。ましてや存在が確認されていない貴重な生物達なのに、乱暴狼藉働きまくり。3人とも人間性に問題あるよね〜。自分の身をかえりみずネッシーを守ろうとした不二子さまの、爪の垢でも飲ませてやりたい(笑)。

無事3人からブツを手に入れ、謎の薬を完成させたかぐや。しか〜し我らが不二子さまが薬を持ち去ってしまう。
ここで、かぐやが妙なものを欲しがった理由判明。隣の国の「私のいと しい王子様」(言ってて恥ずかしくないか、かぐや(笑))と結婚したものの、王子は謎の奇病で10年間眠りについてしまった。魔女に薬を作るよう予言されたとのこと。いちいち無理すぎてもう、ツッコむのも疲れてきた(笑)。

薬を手にした不二子さま。「なんだか知らないけど効きそうな色ね」って、なんだか知らない薬を飲むんじゃないっつーの(笑)。ましてやあんな材料を加えて魔女が煮込んだ薬なのに。何百万人も殺せる毒薬、とかだったらどうすんの。なのに「世界一の美女になれる若返りの薬でしょ」と勝手に決め付ける不二子。もはやツッコむ気力も起きません。。。

結局、無事王子に薬を飲ませ(この王子全然カッコよくない^^;)目覚めてめでたしめでたし。
しかし深い眠りから覚める薬を飲んでしまった不二� ��、夜になっても寝付けず、ルパンを張り込んでる銭形さんを相手に、なぜか"あっち向いてホイ"をして夜を過ごすのでした・・・・。

ここではっきりいっときます。不二子さまはこんなバカじゃありませんっ!これじゃあまりにも酷すぎる〜(T◇T)。
いくらなんでもこの話無茶ありすぎ、っていうか全編無茶。不二子をオチに使うってのも安易だし、そのオチもわけわかんないし。登場人物がみんなマヌケにしか見えん。こんな話があるから、「新ルは子供向け」な〜んて言われちゃうんだよっ。

冒頭、銭形をからかうルパンの生き生きしてること、女口説いてる時より楽しそうだ。

ル「本場もんのロックはやっぱりいかすぜ、フィーバーフィーバー」
・・・当時はこのセリフ、ありだったんでしょうか(-_-)またル� ��ンがほんとご機嫌そうなんだ、これが。本当のロック好きに聞かせたらボコボコにされそうな、底浅そ〜な感じがたまらないです(笑)。
一方「クラシック一筋」の次元、演歌はどうしたの?カーステ用リモコン(でかい!)を用意し胸ポケに入れとくあたり、用意周到さと若干のセコさが出てますね^_^;。
海外で演歌かけてるレアなラジオ局に、さくっとチューニングする五右エ門。世界で演歌聞ける局を下調べしてるのだろーか。

不二子が和服で登場、粋な姐さんぽくて素敵。作画が荒い感じなのが難ですが。
競馬場の客席、銭形の後ろにルパンと同じ衣装の客がいるのは、何かの伏線かと思いましたが違った。

ルパンの予告状、いつ仕掛けたんだか知らないけど、発走前に誰も気づかないってことはないんじゃ� �い?
予告状出す場合、事前に「競馬の売上金を狙うんだから、やっぱ馬に付けなきゃ!」とかミーティングとかするんだろうか、そうやって考えてる間が一番楽しそうだなあ(^_^)。

売上金の輸送先を知らなかったのに、銀行名を言われてすぐ「50km先」とわかる銭、さすがですね〜。

橋を渡る輸送車を大型U字磁石で下からくっつける、って絵的にバカげてていい(笑)。
予告状出したんだから、水路から来る可能性も警察は予測してるだろ、と思ったらこれはカムフラージュ、あの身代わり人形の顔の脱力感(単なるへのへのもへじなんだけど)、がすごくいいです(笑)。

いつも思うわけですが、水に飛び込んだ3人がシーツに包まってるの、なぜホテルに着替えを準備しとかないのかね、特に今回は川に飛び込� �の予定してたわけだからさ。

不二子の言ってた「秘書」ってゴエのことだったのか、それにしてもあの量の宝石にこんな手品で人が入るようなでかい箱、どうみてもあやしいだろう。
それにもっと言えば、ルパンが狙う金の輸送先銀行に、和服来ただけ(顔はそのまま)の不二子と、いつもの衣装のゴエ(斬鉄剣ないだけ)が来てるのにバレないって・・・手配されてないのか。

銭形さん、銀行駆けつけたまではいいんだけど、その後がダメ。4人の顔写真見せて聞き込みすれば、一発でわかったのに、金庫覗くだけって手抜き。


含意のための各種資料から立証は何ですか

無事金庫に運ばれた箱から出てきたルパンと次元。この箱のデザインがいかにも人が入ってそうで、意外性ないのが残念。
銀行金庫の床にセンサーが入ってるため、今回ルパンたちが使用するのは、俗に言うトイレ掃除のすっぽん、正式名称ラバーカップ。箱から出てきたことより、これが出てきた方が驚いた。
なんかルパンが使うと違和感ないのがいいね(笑)。

両手でラバーカップ持った状態でくしゃみするのに、なぜかご丁寧にハンカチ出すルパンが不自然すぎ。しかも全身タイツなのにちゃんとハンカチを持ってるとは(ポケットあるの?)、ベタすぎる前フリ(笑)。
で、お約束どおり落ちそうになったハンカチ、� ��元がすっぽん投げて危機一髪壁に吸い付ける、ってあの状態でハンカチはさまってたら吸盤がくっつくわけないだろう!
吸盤使ったことないのか、脚本家!製作段階で誰もこれにダメ出ししなかったのか・・・。

一方ホテルの一室で待つ不・五。不二子の無駄にセクシーなガウン姿はなんなのでしょう。
この二人が同じ部屋に寝泊りするわけはなし、いったいこの状態は?会話してるわけでもなくゴエは目を瞑って無言、不二子は「素敵なルパン」なんて痛い(^_^;)一人語り。
・・・きっとゴエは不二子を監視してるんだろう、おそらくルパンから指示されて。
不二子の裏切りに備え、自分たちが金庫に一晩缶詰な以上、ゴエにしっかり監視するよう言い渡した、で、律儀なゴエは不二子にぴったり張り付いてると。
そして、不二子もそれに気付いててわざとこんなカッコして、ゴエをからかって遊んでるんじゃないかな、そうすればあのゴエの表情も納得。

金庫内、けっこう手口が荒っぽい二人、あの程度であっさり穴が開く金庫ってたいしたことない。
けっこう重そうな現金袋なのに、よくあのすっぽんで支えてるなあと思うけど、実際にはすっぽんの吸着力ってどうなんだろう。

銭「(ルパンが)そちらにお伺いしてないかと」あんたは保護者か、微笑ましいぞ(^.^)

最後の現金袋、うれしさのあまり焦ったのかウィンチ(っていうんだっけ?)にひっかけちゃった次元。いらつくあまり引っ張りまくる気短な次元、ルパンに「慎重に慎重に」なんてたしなめられるとは珍しいんじゃない?

ルパンたちの帰りの車、次元が運転� �てるんだけど、車にあの箱を詰め込んで出発する時は、おそらく不二子が運転しただろうに途中で交代したのかな、不二子ちゃんが現金確認したいとか言って。
あんな状態じゃ、もし検問始まったらかなりやばいと思うんだけど。まあ、あの警察じゃそんな心配しなくていいか。

地味なんだけど、わりと気に入ってる話です。銃やカーチェイス等使わずに、純粋に盗みの楽しさメインで描かれてるところが好きで、たまにはこういう話があってもいいよなあと思います。あのハンカチ落とす部分がかなり足を引っ張ってますがね〜(ーー;)。
金庫の中でのル・次のやりとりがやっぱり良いんですよ〜(*^^*)、ゴエの見せ場ないのは寂しいですが。
また、盗みの目的がお金と言うより銭形警部をおちょくる事になってるのも楽し� �です。
わざわざ銭形さんからかうために、彼の滞在先まで行ってお仕事してるなんて。きっと銭形さんは予定がはっきりしない(ルパン次第だもんね)人だから、今回の仕事の準備期間も短いだろうに、小細工して(人形に仕掛けたテープとか)、予告当日はわざわざ競馬場に銭形さんを呼び出してと、手間かかってます。
結局、ルパンはお宝より不二子より、銭形警部をおちょくるのが一番の楽しみなんだろうな。

ボクシング観戦中のル&次。盛り上がるルパンとは対照的に、次元は全く試合には興味無いご様子。大体なんでボクシング観ながら仕事の相談するの?このボクシングのシーン、妙に丁寧に長く描かれてるのも謎。

今回の仕事先へ向かう途中、車のバックシートにコブラ!そんな目立つとこに置いてあるの に、なぜ今まで二人して気付かないの?まさか崖の上からあの男が落としたはずはないだろうし(さすがに物音で気付くだろう)。二人とも気配には常人よりはるかに敏感なはずなのでは。
ワルサーに噛み付いたコブラを放り出すも、一旦乱れた車のコントロールはなぜか収まらず、崖からダイブ。そんなに慌てず焦らず一旦スピード落としてから、また走り出せばいいのにね。

誰の家かも確認しないうちから女性のシャワーを覗いた挙句、そこんちの猫にケリ入れるルパン、サイテーだよ…。
で、お仕事のターゲットであるザクリーヌ登場。このザクリーヌはジャクリーン・ケネディ・オナシスをモデルにしてるそうで、確かに顔がアニメっぽくないですね。
次元、本人の家で「こともあろうにザクリーヌに」って大声出し� ��ゃいかんよ。
ルパンは既にザクリーヌにメロメロ。こうしてみると、崖から落ちたのもルパンは計算ずくだったのかって気もする。

そしてルパンとザクリーヌはこっぱずかしい程ラブラブ生活。次元、拗ねる前にその水着はやめた方が良いと思うよ〜。
ル&ザが二股ストローでジュースを飲む後ろで、一人ストローでブクブクやってるお子ちゃま次元。なぜ次元の分もストローが2本なのか?きっとルパンが「あっちもストロー2本で」とか言ったんだろーな(笑)。どーせ虚しい事になるんだから、二人のデートに付き纏わなきゃいいのにね〜。まあ次元に言っても無駄なセリフだけど。
雨の中ずぶ濡れ次元の目の前には、傘2本あるのに相合傘のル&ザ。
ついに次元、アジトへ帰って五右エ門と不二子の前で怒り爆発 。今度の仕事二人も参加してたのね。だったらあんなに虐げられる(笑)前に、帰って来ればよかったのに。

思いっきり盗聴されてるのに気付かない三人。それでも君たちプロか…。
不二子ちゃん、口ではダイヤが目的みたいな事言ってるけど、実際はルパンの浮気にはらわた煮えくり返ってるんだろうなあ。で、頭がその事でいっぱいのせいかどうかは知らないが、あっさり敵に捕まっちゃう。そもそも車道側歩かない方がいいと思うよ〜。

そんなとこにバッグ引っ掛けられたのに、二人とも気付かなかったの?物音や気配には人並みはずれて敏感なはずなのに。
結局盗聴器仕掛けられてたのは次元。ルパンをザクリーヌに盗られて熱くなってるのはわかるけど、いくらなんでも気付けよ…。情けなさ過ぎ(ーー;)

別に� ��ごみでもなんでもない路上で、偶然ぶつかる銭形さんとニセ銭形。ニセ銭形の正体は次元。道幅も広いのに、どうしてぶつかるのか。あんたらは磁石か。
こういうとこ見てると、次元はルパンに及ばないなってあらためて思いますね。

次元が去っても、全く変わらず続くルパンとザクリーヌの愛の日々。この間何日ぐらい経ってるのか知らないけど、ルパンもよーやるよ^_^;。あのハート模様のルパンのパジャマ、どっちの趣味なんだろうね。
各界の名士を招いてパーティ、しかもその前でルパンをパートナーとして発表するって、ルパンってバリバリの指名手配犯なんですけど…。
コーヒーカップ叩きつけて嫉妬に燃える次元(笑)。少しは不二子の事も心配してくれませんか(-_-;)。

さてパーティ。ルパンが犯罪者って ことは全く問題になってない様子。変装してないのに。タキシードの上着も赤なのに(笑)。実はルパンって全然有名じゃないんじゃないの?
変装もせず会場に現れた次と五、普通にうろついている。政財界の大物が集まってるのに、そんなにセキュリティ甘くて大丈夫なのか?


死後不動産をCOSEにどのくらい

五「拙者は人質の不二子のことが心配だ」
誰も何も言わないから、不二子ちゃん忘れられてるのかと思ったよ〜。やっぱ五右エ門は優しいね〜(*^_^*)。そういや『ゴリラギャング』の時も、不二子の事心配してくれてたなあ。さすがサムライは違うね。
なのに次元。「ともかくよく様子を見よう」
「ともかく」って何だよ!もうこの人、ルパンをザクリーヌから取り戻す事しか頭にない様です。
次「元はと言えばお主のせいだルパン。仕事をほっぽり出してザクリーヌにうつつを抜かしているから不二子が一人で行動しようとしてこうなったんだ」
さあ、ここぞとばかりに次元のお説教が始まりました。一見「不二子が〜こうなった」事で責めて� �るように聞こえますが、もちろん次元が真に非難したいのは「ザクリーヌにうつつを抜かしている」の部分です(笑)。
煙草くわえてソファに座って「お主」とか言っちゃって、不二子がさらわれてるのに全く切羽詰ってないのが腹立ちますね(ToT)。

ルパンがしっかりザクリーヌの隠し財産を見つけていた事を知り、ご機嫌な次と五。もう不二子の事なんてどうでも良くなってないか?ついでに次「パーテー」ってあんた五右エ門か。
コブラの穴の上で宙吊りにされてる不二子(T_T)。この男は何でもコブラで済まそうとするんですね。

案の定コブラ男のボスはザクリーヌ。ルパン黒のシャツも似合いますね。はだけた胸元がセクシー(笑)。ルパンはザクリーヌに直接手は下さないんですね〜、なんか未練がましくて嫌だな。
車から飛び降りた直後(草を握ってるくらいだから)なのに、ちゃんといつもの衣装に着替えてるルパン。脱ぐのも一瞬なら着るのも一瞬なのか?
ラストのルパンの表情は珍しく真剣で切なげで、印象に残りますね〜。よっぽどザクリーヌに惚れてたんだなあ。

今回の不二子ちゃんは完全に脇役、見せ場なしでしたね〜。全然裏切ってないのに良い事なかったなあ。ルパンは他の女に本気で惚れちゃってるしさ〜。次元と五右エ門も薄情だしさ〜(ーー;)
特に次・五のだらしなさは見てて呆れました。不二子がさらわれたのに助けようともせず"ルパンに伝えてどうにかしてもらおう"という他力本願ぶり。君らもプロだろう、たまには自分達でどうにかしろ。
だいたい、五右エ門がちょこっと心配してくれたくらいで、ルパン も次元もさほど気にかけてないもんね〜。もちろんルパンは取引現場に現れたけど、不二子を助けるためというよりザクリーヌの正体暴いて決着つけるのが目的のようだし。こんな連中、次の50話でハナっから裏切りたくなるのも当然ってもんです。

今回、邪険に扱われてる次元が楽しかったです。拗ねてる様子が可愛すぎてもっといじめてやりたくなる、ルパンの気持ちわかるなあ〜(笑)。次元だってその辺わかってるのに、ルパンを見張らずにはいられないんだよね〜。割とシリアスだった話の中で、あそこは笑えるシーン連続でした。

ザクリーヌ役の小原乃梨子さん。私の中ではアニメでのコミカルな印象が強いんですが、今回は洋画吹替的なハスキーボイスのセクシー系で、幅広い方だなあと改めて感心です。あと『ど根� ��ガエル』の再放送を見ていたらひろしの母親役が小原さんで、下町の厳しくも温かく色気は無い(笑)おっかさんを見事に演じてて、さすがでしたね〜。

それにしても、ルパンは「俺は本気だったぜ」のセリフどおり、ザクリーヌを真剣に愛してたんですね。
なんとなくルパンって、女を落とすまでが楽しみでモノにしちゃえば興ざめ、というイメージなんですが、今回は最後までゾッコンでしたなあ。不二子がどんなにルパンを愛して引き付けようと手を尽くしても、こういうルパン好みの女が現れたら完敗なわけで…不憫。
愛するルパンはそんな調子、仲間の次元と五右エ門はピンチにも何もしてくれない…人生考え直してみてはいかがですか、不二子さま(ーー;)

冒頭いつもと違う格好のルパン登場、センスない髪形, センスない服(笑)。そして手に手をとって逃げる美女,こちらは髪色が紫、というといかにもアニメ的ですがそんなに違和感ないです。んで、いきなり美女が撃たれる。場面変わっていつものルパンが、シリアスな表情で登場、墓を掘り起こす。棺の中には1本のバラ。
こういう説明なしの導入部分ってのもいいですね、すごくひきつけられます。前後編で時間に余裕があるから出来たのかもしれないですね。

銭形警部にルパンの居所を密告する不二子ちゃん。登場するなり裏切ってます。こうじゃなくっちゃね♪
密輸品オークションを襲って、鮮やかな手口でお宝をゲットしたル・次・五(すっげぇカッコいいですよ)。ル「五右エ門、お願い、もうダメ」耳で聞くとなんてことないのに、文字にするとな〜んかヤラしいよね 、このセリフ(笑)。
ここに不二子ちゃん登場、お宝横取り。「だったらおやめになれば」って、セリフはとっても上品だけど行動はとことん図々しい、これが不二子様の魅力よねん(ハート)。そこに銭形ご一行も到着し、逃げるル・五。階段上る速さのすごいこと、その細い足のどこにそんな力が?

一方車で逃げるご機嫌でオトボケな不二子ちゃん、ゾンビに襲われて車ごと崖下にダイブ!普通なら絶対死んでるよな…。アニメでよかったあ。
オークションの主催者は冒頭の美女、名はコーネリア。彼女にいつになくまじめな顔で呼びかけるルパン。ここでアイキャッチ。
前半終了してるのに、ルパンのギャグシーン出て来ず。ルパンもまじめになろうと思えばなれるのね。

ルパンの昔話にいちいち茶々入れる次元。 なんかいつもと立場が逆だよね、あげくルパンに怒られてるし。
五「この後のことは俺に任せておけ」五右エ門が「俺」なんて男らしくてステキ〜、しかもいつになく頼もしいぞ(笑)。

この回通して、ドクター・ゼルの「ルパンさんせい」のイントネーションが耳に残りませんか?

墓を掘り返しているルパンを評して、次「よくそんな気になるぜ。俺にはとても出来ねえ」。そりゃああなたには無理でしょ、超の付く怖がりだもん(笑)。
夜の墓地に忍び込む次・五。次元は内心ビクビクなんだろうなあ。肝試しやらせたら面白そうだ〜。
ゾンビの登場に、五右エ門に足蹴り入れる次元。夢じゃないことを確かめるったって、そこまで蹴り入れることはなかろう。ゾンビ怖さに凶暴化してるのだろうか。五右� �門に逆襲された次元、一瞬涙が出てるので要チェック!
斬っても撃っても甦るゾンビ。いい大人が「オバケ」って発言するところかわいいですね(^^)。それにしても、次元の逃げ足の速さの見事なこと、情けないほどに…。

一方、囚われの身の不二子。ベネズエラまで連れてかれたんだね、お疲れさまでござります。どーでもいいけど、この牢って昔ルパンが捕らえられてたのと同じだよね。
次元と五右エ門の声が聞こえたのに、助けを望む相手はなぜかルパン。ま、この場合それで正解なんだけどね(笑)
で、後編に続く。

サブタイトル前に、ルパンから前編のあらすじが語られる。アニメ「ルパン」の歴史上前後編って2回しかないから、貴重なパターンだよね。

あのゾンビをほんとにオバケかもと思ってる次元 、微笑ましいですね^_^;。
不二子の髪に付けた発信機、ちょっとでかくないか?あれじゃあ気づくでしょう、普通。っていうか不二子も気づいてて、そのままにしてたのかもしれないけどさ。

コーネリア相手に
「(ルパンは)私のためならどんな危険なことだってする」「私はルパンの恋人」
と強気に一発かます不二子嬢。やっぱ女の勘なのかな、この闘争心は。こ〜んな美女二人に争われてよかったね、ルパン。


どのように文化の影響の認識がない

自ら棺おけに入り霊園に乗り込んだルパン。潜入した後のことまったく考えてないらしい。ま、ルパンらしいっちゃらしいけど、プロなんだからもう少し計画性持とうよ。そもそもふたを釘で打ちつける必要あったわけ?きっと釘打ちしてるとき、ついつい手に日頃のストレスがこもっちゃったんだろーね、次元。っていうか次元もちょっと面白がってたんじゃないかって気もするけど(笑)。
ついに死を覚悟し十字を切るルパン、でも墓守のセルジオに助けられもちろんセーフ。何気にこれってルパン最大のピンチだったと思うのは私だけ?ルパンが完全にあきらめるって珍しいし、セルジオに助けられたのもまぐれみたいなもんだしさ。実はルパンの最� ��の敵は次元だったのかもね(笑)。

セルジオの手引きで不二子を助け出したルパン、やっといつものルパンらしいルパンだよ〜。やっぱり適度にふざけてくれないと淋しいもんだね(^^)。
コーネリアに撃たれたルパンのうめき声、セクシーだわ〜。ドキドキ〜(#^.^#)

さっきまで牢につながれてて、今も敵の中にいるっちゅーのに、まったく緊張感のない不二子ちゃん。捕まり慣れしすぎ…。
「オバケが〜」って大騒ぎで次元に抱きつく不二子、かわいいですね。でっ、ここからが重要なシーンなんですよ、私にとっては。
次「悪い気持ちじゃねえが」「今はそれどころじゃねえ」って、ついに本音を言いましたね、次元さん。そうなんですね??わざわざ口に出すなんて、どーした次元!やけに素直じゃーん(笑)。そんなに うれしかったの?しかもルパンがいないから?
「今」じゃなかったら「それどころ」だったってことだよね、実は不二子が迫ったらあっさり落ちるのかもしれん。。。

笑っちゃうほどでかくて派手なコンピュータ=ドクター・ゼル。新ルに出てくるコンピュータっていつも時代を感じさせてくれますね。

不「勝ち目はないわ、逃げましょう」
次「男ってのはなあ、負けるとわかっていても戦わなちゃならんときがあるのよ」「それにルパンを放り出して逃げられるか」
どの面下げてそのセリフを?次元(笑)。よっく言うなあ。きっと五右エ門も心の中で『先刻はルパンどころか拙者も置いて逃げ出したくせに』『女の前ではカッコつけおって、ルパンのことは言えぬな』と呆れてるに違いないぞ!
よっぽど不二子に抱きつかれたのがうれしかったんだろうなあ、次元も純情ですね(*^_^*)。
しっかし「行くぞ五右衛門!」って、逃げるときは置いてけぼりのくせに、戦う時はお誘いするんだから、次元もちゃっかりですね(笑)。
不「男ってどうしてそうカッコつけたがんの?」
ほんとそうですね、どうしてなんでしょ ?ま、今回の次元はあなたのせいで張り切っちゃってるので、許してあげましょう。
がっ、不二子にいいとこ見せる間もなく、次元は落とし穴に。ここでまたしても斬鉄剣で斬れないもの登場!いったい幾つ目?

なぜかゼルのコンピュータルームに続いている落とし穴。ルパンに銃を向けるコーネリアを撃ったのは次元。か〜っこいいっ!せっかくキマッたのに不二子はいないが(笑)。
次元を憎々しげに見つめるルパンの目がいいですね。ルパンが次元をこんな風に睨み付けたシーンなんて、先にも後にもこれ一度じゃないかな(他にあったら教えてください)。
ゼルの「コーネリアの姿を見るな」って、絶対わざとだと思うな。これがゼル最後の復讐なんだと思う。神話の昔から、見るなって言われると見ちゃうもんなん� ��よね。。。

一方ゾンビに囲まれてピンチの五・不。ゾンビと侍って絵づら的に不釣合いだね、すごく違和感ある。でも私もこんな風に五右エ門に守られてみたいなあ(笑)。ル・次は美人じゃないとスルーだろうけど、五右エ門は女性が困っていたらルックスにかかわらず助けてくれそうじゃないですか。

崩壊した建物から、セルジオに負ぶわれて出てきた銭形。今回何一つ活躍してないよね、銭形さん。この話に出した意味ないんじゃなかろーか。しかも、ルパンも銭形さんのことまったく心配してないって言うか、忘れてたみたいだし。
で、今回のルパンは最後までかっこいいセリフを吐くのでした…切ない。

完成度が高い分ツッコむ点は少ないですが、何度見ても面白い回です。始めから終わりまで、さすがだな〜� ��感心しきりでした。ゲストヒロインがいても不二子がないがしろにされてないのも(今のテレスペは見習って欲しいぞ)うれしいです。
不二子は完全に脇役ではあるのですが存在感は大きいです。行動的で図太く(笑)しかし可愛らしさもある現実的な女,不二子がきちんと描かれているからこそ、対照的な存在である、死から甦った言わばあちらの世界の住人である儚げなコーネリアが引き立つんですよ。

今話を見てあらためて気づかされたのが『ルパンってこんなにセクシーだったのか』という事でした。私は、ルパンをセクシーだと思うことはあまりなかったのですが、この回は前後通してドキドキさせられました(*^_^*)。いつもは心の奥底を決して見せないルパンですが、必死にコーネリアに呼びかける姿には何とも言え� ��い弱さが感じられて、もうたまりませんわ(笑)。

それともう一つ気づかされたのは『次元はボケも似合う』。今回ルパンがシリアスな分次元が笑わせ担当になってますが、それがすごく良いんですよ〜(^_-)-☆。もしこれがテレスペだったら、次元はひたすらカッコよく描かれて、五右エ門がひたすらボケ役にされると思う。
でも、ここでは五右エ門は冷静でカッコよく、次元といえばルパンのマジな話を茶化すわ,オバケ怖さに逃げ出すわ,不二子に抱きつかれて張り切るわ、もう大活躍♪なのに次元らしさは失われてなくて、やっぱりいい男なんですよ。そこがすごい。その点、近年のテレスペは次元を美化しすぎじゃないかな。で、五右エ門をバカにしすぎっ!

これを見てると『もっとアニメシリーズで全後編の話を作� �ば良かったのになあ』って思うのですが、なぜやらなかったんでしょうか?そうすれば、もっといろんなパターンのストーリーが作れただろうに。もちろんいろいろ事情はあるんでしょうけどね。

スペードのジョーなる男から電話で助けを求められた次元。ルパンはちゃんとパジャマ着て寝室で寝てたのに、次元はスーツのままソファに横になってる。夜間の電話当番とかあるのだろうか。
次「てぇへんだ」って、あんた時代劇のおかっ引きか(笑)。「俺の大先輩」ってのもどうも違和感がある表現ですね。

寝ぼけたルパンを(寝起きの悪さはシリーズ通しての設定みたいですね)パジャマのまま荷物のごとく車に乗せ、マルセイユへ向かう次元。逆のパターンはあるけど、こういうのは珍しい。そもそもSSKを次元が運転して� �のがそんなにないような。

ジョーの「友達」,酒場の女主人マリアの前でカッコつける次元。さすがに下心は無いだろうけど、ハードボイルドなこの状況に酔ってるっぽいな(笑)。

ルパン、いつの間にかちゃんといつもの衣装に着替えてる。車に積み込んだ様子はなかったけど、トランクに替えを常備してるのか、パジャマの下に着込んでたのか。
「俺は血を見るのが大好きな殺し屋とタコが大っ嫌いなんだ」とシリアスに告げるルパン。次元が珍しく頼みごとしてるのに聞き入れないなんて、それだけ殺し屋が嫌いって事なんでしょう(元殺し屋を相棒にしてるんだけどね)。それに、次元が殺し屋と関わるのも嫌なんだろうな。
でもルパン、車乗ってっちゃったら足が無くて次元が不便だと思うよ。

ジョーはトラ� �プで「頚動脈をスイスイ」切ると言う手口で殺しをやってたらしい。何気に残酷な殺し方だよ、「スイスイ」ってのが怖い(>_<)

見るからに怪しい男達が電話ボックスの中にいる倉庫街を歩く次元とジョー、案の定襲撃をうけるものの、ちゃ〜んと助けに来るルパン。
次「これが俺の友達のルパンだ」
友達なの?まあ友達じゃないとは言えないけど、どうもしっくりこないな〜。普通に「相棒」とかでいいんじゃないのかな。
ジョーにそっけないルパンが大人げなくてカワイイ(笑)。


一方パリ。美術館に下見に来た不二子と五右エ門。思いっきり警備カメラに映って銭形警部に見つかってます。下見とはいえちょっとは変装しなよ〜目立ちすぎ。
五「137カラットはあろうか・・・」って妙に具体的な数字。
二人を目の前にして「たいほ状(ひらがながポイント、ご丁寧に"状"にルビまで)」を出す銭形。いつもルパン以外スルーが多いのに珍しいね。でもサクッと逃げられちゃったけど。二人を見つけた時点で警官をきっちり配備すればいいのに。

そんな警部を見て、顔を見合わせて笑う不と五。なんかいい雰囲気〜、ルパンの居ぬ間に〜と言いたいところだけど、五右エ門が何の照れもなく目を合わせられるってことは、女性として意識してないってことか� �知れん。
それにしても、ゴエと二人の時の不二子ちゃんはナチュラルで、見ていて微笑ましいですね(*^^*)

かつては世界一の殺し屋だったのに、すっかり老いぼれて銃の扱いも怪しいジョーを見て、昔を思い出す次元。
駆け出しの次元に銃の手ほどきをしたのがジョーなわけですね、銃の腕は相当のものだったようですなあ。
ハンチングでヒゲ無しの若き次元は真っ赤なシャツ着用です。キャサリンとの回想に出てくるのと同じ感じ。

やたら大きな時限爆弾(アナログ時計が無駄にでかいのもツボ)を、ルパン達の車(いつのまにかSSKじゃなくなってる)のすご〜く目立つ位置に仕掛ける男。そいつはジョーをボスと呼び、ジョーも先程とは変わってかなり悪げな雰囲気。

車を走らせるル・次・ジョー。ジョーが飛び降 りた後車は爆発。
殺し屋から泥棒に鞍替えしたジョーは、ルパン達が自分の仕事の邪魔になると考えて二人を消そうとしたわけですね。しかも、不・五が下見してた宝石をジョーも狙っていると。
でも、だったら五右エ門も(不二子はあんな調子なので、ルパンの仲間と思われてなくてもしょうがないけど)まとめて殺さないと、後から復讐に来られたら面倒だと思うんですけど…。五右エ門みくびられてるのか(笑)。
あと、ジョーがわざわざゴムのマスクみたいなので白髪を装ってるのがわからない。普通にカツラにすればいいじゃんね。

で、爆発した車を横目に満足げに去るジョー。しかしもちろんルパンも次元も無事。よく思うんだけど、どうしてこういうシーンって、ちゃんと死んだ事を確認しないのかな、映画で� ��時々あるけど。どうも悪役って詰めが甘いよね。
まあ、あんなわかりやすい爆弾に気づいてなかったル・次もかなり甘いけど(‾_‾;)。

次元は土手を転げ降りた際、岩に右腕をぶつけて脱臼。「後輩の俺を」って、殺し屋に先輩後輩って単語はなじまないと思うのですが。「友達」といい、今回はなんか言い回しが変…。
ル「俺が代わって仇を売ってやる。任しとけぇ」ルパンを怒らせると怖そう…。

警備中の銭形警部をコーヒーで眠らせたジョー一味。現場での警備が銭形さん一人ってのはかなりリスキーだよねえ、ルパンに狙われてるってわかってるのに。 ジョー、電話に出るなり「スペードのジョーだ」って名乗るのが笑えます。

ル「次元の敵討ちは思い入れた〜っぷりにいかなくっちゃ」だそうです。なんかやる気出してます。怖いです。

右腕に包帯巻いてる次元、ちとカワイイ。
ル「(転送機は)電話ファシミリのような物」ってセリフに時代を感じますね。でも転送機の原理ってファックスとはまた別物なんじゃないの?だってファックスは紙ごと送られるわけじゃないもんね。

「なんとかなりそうか、ルパン」って、また完全ルパン頼みの次元。怪我してるとはいえ、アイディア出すくらいはできるだろうに。自分の復讐なのにどこか他人事。

盗んだ宝石を前にブランデー片手、ベタな悪役風のジョー。やっぱりマリアはジョーの女で最初からグル だったわけですね。でも若い女はべらそうと思えばできるのに、昔馴染みのマリアを傍に置いてる辺り、男としてはそんなに悪い奴じゃないかも。

ジョーが次に狙う宝石を勘のみで当てたルパン。泥棒の間にも"今はこれを盗むのがカッコいい"みたいな流行があるのでしょうか。

転送機で自分がジョーの所へ行くと張り切るルパン。もちろん止める3人。
不「人間の場合送られる途中に4次元の世界に迷い込んで〜」って、それもよくわからない理屈。新ル不二子って時々機械に弱いよね(ーー;)

どうみても電子レンジみたいな転送機からルパン無事到着。いくらなんでも電話回線で人間が届くなんてあり得なさ過ぎ…。当時は将来こういうものが実用化されると考えられてたんでしょうか。
ルパン良くあんな狭いス� �ースに入れたね。エスパー伊藤並み。

さっさとルパンを殺せばいいのに「死ぬ前に教えてやろう」とか言って余計なおしゃべりをはじめるジョー。これもベタな悪役のパターンだ〜。まあ、ジョーの場合、よっぽど息子自慢がしたかったという風に解釈しよう。

ジョーの息子はNASAの技術者で、転送機を作って父親にプレゼントしてくれたらしい。でもせっかく発明したんなら、堂々と発表したほうがいいお金になる んじゃないの?うまくいけばノーベル賞だってもらえそうだよ〜、と思ったけど、NASAでの開発なら、個人の手柄にはできないんだろうなあ。で、NASA での開発をこっそり持ち出したってとこか、この親にしてこの子。

その後、セリフだけは威勢の良い次元が転送機で送ったのはダイナマイト、即爆発。ジョーは死んじゃったってことでいいのかな?でもマリアは?お年寄り相手にやりすぎじゃないか?
この爆発で生きてるルパンって、凄過ぎ。
それと、ビル内の人たちは無事だったのかなあ?このビル全てがジョーのアジトならまあいいけどさ〜。

銭形さん、現場到着早いですね〜。でもなぜNYにいたの?偶然?
それとなぜあの場にルパンがいるって知ってたの?まあ、誰かがルパンを見つけて警察に通報したと考えられなくもないけど…。
それに、銭形が現場へ向かったのを次元が知ってるのも謎。まあこれも、発信機付けて監視してた可能性もあるけどさ〜 。ちょっとオチが不自然だなあ。

最初は次元メインの話かとも思ったのですが、結局はサブタイトル通りルパンに復讐まかせっきりでしたね(笑)。
ダイナマイト送りつけて爆殺(しかも当の次元は現地に出向かない)ってのは、どうも復讐としては気合入ってないというか、手抜きというか。どのへんが「思い入れたっぷり」だったんでしょうか?
そもそもルパンがわざわざ転送機でジョーのとこに行く必要なかったような…。

ルパン、ほんとはジョーにやきもち焼いてたでしょ?次元が裏切られてちょっとうれしいんでしょ?(笑)やたら張り切って生き生きとしてたもん。
埠頭で次元たちが襲われた時、あんなにピッタリのタイミングで助けに来たって事は、昼間からずーっと後つけてたんだろうか…なんか怖い^_^;

もしこれが『ザ・フライ』の公開(1986)後なら、ルパンがハエを退治するシーンが入ったんだろうなあ(yにありましたね)。
私は、転送機というとこの映画に出てきたような、でかいAポッドとBポッドがあって…という物を想像するので、今回のような転送機の形は意外というか、当時はこういう物が考えられてたんだなあと興味深かったです。

この話、転送機なんて絡めないで、純粋に"次元のカタキをルパンが討つ"という話にすれば名作になったかもしれないなあと思います。
何でもありなのが新ルの良さでもあるので、今回のようなシュール系の話もいいんですけど、転送機が出てきたせいで復讐部分が脇に追いやられちゃったのが残念だなあと感じました。

右腕怪我したって止めぐらい自分で刺せよ〜、ル パンに全てまかせて情けないぞ、『五右エ門危機一髪』や『友よ深く眠れ』なんかのゴエを見習え!と思ってしまったりもするのですが、こういう次元だからこそルパンとバランス取れてるんでしょうね(^_-)



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